野火 塚本晋也監督作。これが戦争の地獄の苦しみ

【あらすじ】

大岡昇平の傑作戦争文学を塚本晋也監督が映画化。
舞台は太平洋戦争末期のフィリピン・レイテ島。すでに日本軍の敗戦は色濃く、食糧もない絶望的な状態だった。結核を患った田村一等兵は、灼熱のジャングルの中をあてもなく彷徨い始めるが…。

【見どころ】

戦争の地獄絵図の中に放り込まれたような感覚になる今作。主人公の田村を塚本監督自らが演じているのだが、彼を通して極限の「飢え」とはどういうものかを体験することになる。
わずかに生き残った仲間たちとジャングルの中を彷徨うのだが、あまりに苦しい現実に耐えきれず手榴弾で自爆する者、自分自身が腐り始めてウジ虫が湧いてきている者などを横目に見ながら一歩一歩前に進んでいく。だが体力も限界に達してくると、一部の仲間がどうやら「人肉」を食べていることが分かってきて、自分も食べられてしまうかもしれないという疑心暗鬼の状態になり、物語の緊張はピークに達していく。

また今作では目を覆いたくなるような暴力描写も随所にあり。塚本監督は撮影のためにフィリピンに取材に行き、そこで見た戦場の写真は衝撃的だったという。監督いわく「その写真は生々しくて、ファンタジーで描くことなんて決してできないし、むしろリアルに伝えなければいけないのではないか。そう思って『野火』では、写真で見た衝撃をそのまま映画にしたいと思いました」。
※シネマトゥデイ「野火への道」より抜粋

これが戦争の地獄の苦しみ。覚悟して観るべき1本だ。

  • 【監督】塚本晋也
  • 【出演】塚本晋也/リリー・フランキー/中村達也/森優作/中村優子/山本浩司
  • 【日本公開】2015年

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