スティーブン・スピルバーグ

  • ■名前: Steven Spielberg
  • ■生年月日: 1947/12/18
  • ■出身地: アメリカ/オハイオ州シンシナティ

■神話はここから始まる
監督作は必ず世界的大ヒットを記録、北米だけでも1作の平均興業収入が1億5千万ドルを上回るという巨匠、スティーブン・スピルバーグ。しかも撮影期間も予算も必ず守り、「マイノリティ・リポート」以外は驚くほどの低予算。湯水の如くお金を使って大作を作る巨匠たちとは一線を画し、赤字作品は1作もないというから驚きだ。中でもことさら低予算で、若干25歳のスピルバーグが作り上げたのが傑作「激突!」。
商談に向かう途中、ハイウェイを乗用車で飛ばしていたビジネスマンが、ノロノロ運転の大型トレーラーを追い越したことから、そのトレーラーに命を狙われるハメに!トレーラー運転手の策略で、対向車と正面衝突しそうになったり、公衆電話から警察に連絡をしようとすれば、トレーラーが電話ボックスに突っ込んでくる。敵の顔や姿かたちが一切映らないことがより一層、恐怖を煽る。単純なストーリーだが、男が追い詰められていく様を緊張感タップリに描き、スピルバーグの原点というべき名作だ。
こうして本作で注目されたスピルバーグは、2年後、歴史に残る大ヒット作、「ジョーズ」を完成させ、巨匠への道を踏み出した。

■エンターテイメント監督の座を不動のものに
サスペンス作品で大監督となったスピルバーグが、盟友ジョージ・ルーカスと初めて手を組んだ作品が「インディ・ジョーンズ」シリーズ。ハラハラドキドキの冒険活劇は、20年以上たった今でも全く色褪せない面白さ。続く、少年と地球に取り残された宇宙人の交流を描くSFファンタジー「E.T.」で、世界中の子供から大人まで感動の渦に巻き込み、スピルバーグは子供や女性にも支持されるエンターテイメント監督の座を不動のものにしていく。

■渾身のドラマで念願のオスカー受賞
万人にうける娯楽作は作れても、重厚な人間ドラマは撮れないのでは?そんな世間の評判を覆した作品が、ピュリツァー賞受賞小説の映画化「カラーパープル」だ。 白人だけではなく、黒人同士でも歴然と差別が存在した20世紀初頭の南部ジョージアを舞台に、黒人女性セリーの40年にわたる数奇な運命を綴る渾身の人間ドラマ。当時無名のウーピー・ゴールドバーグや、オプラ・ウィンフリーがアカデミー主演、助演女優賞候補となり、スピルバーグの演出力は高く評価された。だが、彼自身はアカデミー賞にノミネートすらされず、映画人の彼の才能に対する妬みと憎しみが生んだ不公正な結果と噂された。その後、マスコミや映画関係者からアカデミー賞批判が起こり、「スピルバーグ・バッシング」と呼ばれるほどの騒動に発展。そのせいか翌年のアカデミー賞でスピルバーグは、映画界への長年の貢献をたたえるアーヴィング・タールバーグ賞を受賞している。
そして、93年に「シンドラーのリスト」でようやく念願の監督賞を受賞。98年の「プライベート・ライアン」では2度目の受賞を果たしている。

■スター俳優と最強タッグ
近年は「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」でトム・ハンクスとレオナルド・ディカプリオ、「マイノリティ・リポート」ではトム・クルーズという具合にスター俳優との仕事が続く。中でも、ひょんなことから空港にカンヅメになった東欧の中年男をトム・ハンクスが好演した「ターミナル」は、笑って泣けて心温まるオススメ作だ。

2013年には「リンカーン」が日本公開されるなど、意欲的な作品をリリースし続けてる。

今後もスピルバーグの動向から全く目が離せない。

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