かぐや姫の物語 優しい感動に包まれるジブリの竹取物語

【あらすじ】

「アルプスの少女ハイジ」「赤毛のアン」「火垂るの墓」などを世に送り出した高畑勲監督作品。
日本最古の物語文学「竹取物語」。竹の中から生まれ、すぐに成長して美しい娘に育ち、求婚者たちを次々と振ったあげく、満月の夜に迎えにきた使者と共に月へと去ってしまう。この誰もが知るストーリーはそのままに、誰も知ることのなかった、かぐや姫の心を描くことで、物語に隠された人間・かぐや姫の真実を描き出す。

【見どころ】

従来のアニメーションでは、背景とセル画は別々の様式で描かれるが、今作は背景とキャラクターが一体化し、1枚の絵が動いているかのような表現方法を採用。まるでスケッチのようでもあり、水墨画のようでもあるファンタジックな世界観は一見の価値あり。
かぐや姫を我が子のように大切に育てる翁と媼。そんな2人の愛に包まれながら育ったかぐや姫とのラストの別れ。結末は分かっていても、しっかりと感動できるのは、キャラクターを躍動させた画力の賜物。劇場でもあちこちからすすり泣きが聞こえてきた感動作に仕上がっている。

  • 【監督】高畑勲
  • 【声の出演】朝倉あき/高良健吾/地井武男/宮本信子/高畑淳子
  • 【日本公開】2005年

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